症状解説

血液からの症状と、体液からの症状

身体の中を流れている水分には、血液と、体液があります。
この循環の滞りが体調不良を起こすものであり、
東洋医学は、こちらの流れを整えるのが得意です。
 
なので、滞りはじめ、病気未満の状態・・・
 
例えば、冷え性ですとか、頭がぼーっとしてはっきりしないですとか、
身体がこわばって痛いですとか、
そういった、お医者さんでは病名が付きづらいような体の不具合に対処ができます。
 
しかし、東洋医学を扱っているところならどこでもいいかというと、そうでもないようです。
当院では、四診や、脈を拝見したりというところから、総合的に判断し、
鍼、漢方を使い分けております。
 
その際に、病態を切り分ける視点として大事になってくるのが、
この症状が、どこからきているものなのか、というところです。
 
特に大きく分けて、血液からの症状であるか、体液からの症状であるか。
この二つの違いを明確に意識しますと、アプローチがしやすくなります。
 
体液というのは、細胞膜を通して循環しています。
塩分を取りすぎるといけない、というのは、この体液の部分の、細胞膜を通したやりとりに特に大きい影響があります。
体液の循環が悪い場合は、冷えなどの症状がおこります。
また、体液を綺麗にするのは、腎臓になります。
こちらに関しましては、漢方の方が得意といえます。
 
また、血液というのは、末梢血管を通して、動脈から静脈へとやり取りしています。
もともとの血圧が120だったとして、動脈の終わりは36ぐらい、ちょうどはざまで24、静脈の入り口で12ぐらいとなります。この、動脈から静脈への血液のやり取りがスムーズに行ってるかどうかが鍵となります。
この末梢血管がうっ血したりすることによって、風邪や、痛みなどの症状が起きます。
血液の滞りで起きやすいのは、痛みなど、熱を持った症状です。
また、血液を綺麗にするのは、肺での酸素交換になります。
こちらに関しましては、鍼の方が得意といえます。
 
このように、明確に役割分担を意識しているところは、どれくらいあるでしょうか?
あまり聞かないような気がしますが、どうでしょうか・・・
 
本物の東洋医学を提供できるよう、今でも研究を重ねている当院です。
色々なご相談も受け付けております。お気軽にお電話ください。

風邪には種類があり、慢性にもなります

頭が頻繁に痛くなる。という方がいます。
病院にかかってもどこも悪くないといわれ、
頭痛もちということで我慢されている方、
もしかしたら、風邪が原因かも知れません。
また、ずっとだるい、疲れが続く、という方も、
風邪かもしれません。
 
風邪とは、血液の流れなどからくる病態を指します。
簡単に言いますと、末梢神経のうっ血が原因です。
 
それがどこなのか、またどのような状態なのかは、人によって異なり、
東洋医学的な診断が必要です。
 
風邪には種類があります。
大きく分けて、傷寒と中風ですが、
首が痛い場合、肩が痛い場合とで異なったりもします。
傷寒の場合は体液にも関わり、筋肉痛のような病態ともなります。
葛根湯が有効です。
 
首が痛かったりする場合は、中風の場合が多く、
布団をかぶって熱を出せば治ると言われる類もこれにあたります。
 
傷寒の方が内に入っていてなかなか熱も出にくいので、
少々厄介な部類になります。
 
熱が胸の方に来て、肝臓や筋肉に入り・・・
鬱になったりもします。
 
血が巡って中に入ってくることで症状も変わります。
途中体液で冷やされてその部分が固くなったりで、
病態も変わってくるのです。
 
小陽病、太陽病、陽明病と、
血液と体液と、その入り具合から色々な病態に分かれます。
こういったことは傷寒論など昔の本に書いてはありますが、
実際的な診断となりますと、経験が重要になってきます。
先日も、ずっと頭痛に悩まされていた方がこられ、
その方のお体を東洋医学的に診断し、流れをご説明したところ、
他の病院ではどこも悪くないと言われていたこともあり、
原因をご自分なりに把握できたことで
大変喜ばれていました。
頭痛などもよくなり、それ以来、当院を
信用いただいています。
 
どこにいっても治らない、原因がわからな、いう方、
是非一度、当院にいらしてみてください。

肩こりにも種類があります

単純に肩こり、と申しましても、
人によって色々原因などが異なりますので、
脈やお腹の張り具合など一通り見させていただきます。
 
トイレの回数なども重要な情報となります。
 
小水の回数が少ないという場合、
 
身体が冷えている。腹の外も冷えて
汚血となり、
むくみ、めまい、
手足がつめたい
胃腸の障害をおこす
 
といったことになります。
 
これが、お小水は問題なく出ている、となり、
腹の中に熱があると・・・
 
腹の中にこりこりができて、それが、いろんな形になってくる
こりができたり・・・軽い場合は肩こり
重い場合は子宮筋腫などのこりとなる
便秘
 
といったことが見えてきます。
 
なので、単純に肩こりで来院されたとしても、
その他に起きている症状などもお聞きすると出てきたりします。
 
そういった全体を含めた治療を当院では行っていきます。
よって、施術時間も長め・・・100分はいただいております。
途中、鍼を刺したまま時間を置くので、その間に仮眠なさってる方も多くいます。
施術後は、皆様すっきりした顔をされます。
 
体の定期点検、メンテナンス、リラックスにも当院をご利用ください。

アトピーは良くなります。

アトピーは良くなります。

 
最初の1回の施術でも、赤みが引く、かゆみが引きすっきりする、など体感いただける方が多い、当院の中では比較的治しやすい疾患です。
 
とはいえ、他のところでは、治しづらい、一生のお付き合い・・・とされる方も多い疾患でもありますね。
どこに行っても治らない、という方は、是非当院の治療をお試しください。すぐ良くなる、治る、それがアトピーです。
 

5回の治療で、一番お困りである、湿疹やかゆみが消えます。

とはいえ、アトピーは風邪の変形です。熱が出る代わりに湿疹が出るようなものなので、またかかることもあるかもしれません。

10回の治療で、そういった風邪にもかかりにくい、体質改善を目指します。

 
アトピー患者さんは、当院に長く通われる方が多いです。というのも「奇跡が起きた!」といったことをよくおっしゃってくださり、アトピーが良くなった後も「ちょっと疲れが溜まって」と言ってはちょくちょく当院にいらっしゃるのです。
 
ある都内の有名大学に通っている患者さんは、アトピーについて色々な治療をし、ご自分でも調べ、とても知識のある方でした。色々お話をする中で「アトピーは風邪の一種です」と私が言うと、笑われました。
 
アトピーと風邪について、詳しくは過去のブログをご覧ください。
 

■アトピーと鍼施術について

http://www.shinjukushinryoin.com/blog/2012/02/post.php
 
 
勉強されているから尚更「風邪?」といった思いなのでしょう。
「まあとにかく治療を受けなさい」
 
と言って、治療した直後から、その笑いが、違う意味の笑いに変わったようです。
 
今ではご家族もみんな当院にいらっしゃってます。それぞれ・・・胃腸系のメンテナンスだったり、他県にお住いのおばあちゃんまで当院にメンテナンスにいらっしゃいます。
 
アトピーは文字通り、目に見えてよくなる疾患ですので、良くなったときに、本人はもちろん、ご家族の皆さんもとても喜んで下さいます。私としても施術のし甲斐がある疾患です。
 
アトピーでお困りの時は是非、当院にお越しください。貴方のお力になれれば幸いです。
 

腰痛、肩こりの原因

大体の人は腹が悪いのです。
腰痛や肩こりに限らず、すべての病気は腹から来てると言っても過言ではないのですが・・・
特に、腸の凝り、その中でも大腸の凝りが影響しているように思えます。
東洋医学では、気・血・水のバランスが大事とよく言いますが、
気とは働きのこと。血は暖かい。血のめぐりを邪魔するのが冷たい水です。
この水の流れを制御することで、血のめぐりをよくし、内臓などの働きを良くする、これが最大の治療であり、健康法です。

腰痛や肩こりの原因として、姿勢が悪い、ともよく言われると思います。
しかし、これも結局血のめぐりの話です。
姿勢が悪いと、うっ血し、そこが神経等を圧迫し、痛みが出る。
気・血・水のバランスを整え、流れをよくすることが根本的な解決になります。

肩こりの場合は、みぞおちのあたりに固いしこりのようなものがあったりします。
そこをほぐすことで、肩への血流も回復するのです。

しかし、肩はたくさんの筋が通っており、そこの原因を見極め、かつ治療するにあたって、1回では難しい場合が多いです。
その点、腰の場合、筋が大きいので特定がしやすく、その結果、一回で改善できる場合が多いです。

そういった観点から、当院では肩こりや腰痛治療の場合でも、まずは免疫療法として、お腹に鍼を打ち、全身の血の流れを良くすることから始めます。

お腹が良ければ無病になります。未病の段階での内臓の凝りの定期的なケアもお勧めします。

その他、当院の得意治療としてアトピー(風邪の変形であり、傷寒論23条の手法で寛解)
膝痛(腰の冷えなどが原因、素問60条素問60条の手法で寛解)等がありますが、
詳しくはまた次回に・・・

本治法と標治法

前回の続き、です。

---------------

「何故起こるのか」

これを探るのが、重要と思っています。

東洋医学には、本治法と標治法があります。

本治法とは、本質を治療する方法で、五臓六腑へのアプローチがメインになります。
標治法とは、患部を直接治療する方法で、ある意味即効性はありますが、原因を取っているわけではないので、再発します。

私は特に、本治法が大切と考えているので、痛み治療にも先ず、脈や体を見て、免疫療法を行っております。

実は、東洋医学に限らず、何でも本治法の考え方が大事と思っております。
家も表面の見た目ではなく、土台などの中身がその家の本質を表し、職人の心意気もわかる、重要なところであると思います。
そして、人の心もまた・・・

ご飯をしっかり食べることも、本治法であると言えます。

毎日の生活が、病気をしない体を作っていきます。
これが、治療の本質なのです。

この考えで、痛みとは何か、風邪とは何か、も考えていくのです。
そうすれば、主訴とは違ったところへのアプローチも重要であることが見えてきます。


先日、顔面麻痺の方が見えられました。
やはり、WEBを観て当院へいらっしゃってくださったようです。
病院や鍼灸色々なところに行ったが、改善されないとのことでした。

顔面麻痺の治療は簡単なものではなく、1回では治りません。
そのことはあらかじめお伝えしてから治療を始めました。

お体を拝見させていただきますと、腹水音があったり・・・こういった体の調子から、患者さんの病気がわかるのです。
血流がよくなく、また消化器あたりもよくないようです。
お聞きすると、いつもお腹を壊したり、冷え性などがあるとのこと。
冷たいものを食べないようアドバイスをさせていただきました。

他でどんな治療をしたのかお聞きしましたが、顔への施術がメインであったとのこと。
すなわち、標治法をされていたのでしょう。

顔なので、確かに気になるのはわかりますが・・・
標治法も、無駄ではありませんが、何故麻痺が起こるのか、その原因が重要なのです。
顔面麻痺は結果であって、その原因は別のところにあるのがほとんどです。
そこを探していかなければ、治せません。

冷え性の治療などは、他では全くやらなかったとのことです。
当院ではお体全体のバランスを整えることで、顔面麻痺などの症状も治っていくよう治療いたします。

いつも「痛かったら言って下さい」とお伝えして治療させていただきますが、この治療の場合は、痛いのはあまりよくありません。
基本的に免疫治療は痛みはないものなのですが、特にこの方の場合は、非常にやせておりまして、ツボが狭かったのです。なので、ツボ以外のところへぶつかってしまうことがあり、その時に痛みが生じる可能性があります。

このように、体は人によって違います。
こういったことは、なかなかテキストにはなく、長年の治療経験から培っていくこととなります。
その人の体にあった治療法で、全身のバランスを整えて差し上げること。それが私の仕事です。

------

この記事は、以前使用していましたYahoo!ブログに掲載していたものの再掲載です。
本院の治療に対しての根本的な考えにあたります重要な記事なので、改めて掲載させていただきました。
ご自分の症状がどうして起こるのかわからない、病院に行っても的を得た回答を得られない、とお困りの方、是非当院にいらしてみてください。思ってもみないところに原因があるのかもしれません。四診という診断法を使い、脈や、お腹、顔色等から総合的に判断、お伝えいたします。

風邪とは?

風邪とは.jpg風邪とは2.jpg

 

すっかり寒くなってまいりました。

今回は、この時期より気を付けたい「風邪」についてお話します。

風邪とは、末梢血管のうっ血状態を指します。

「風邪」という言葉にとらわれてはいけません。

血液は動脈から、末梢血管を経て静脈へ入れ替わります。
この末梢血管で、細胞と水のやり取りをしています。

この働きがうまくいかないことが、すべての病の基本的原因といってもいいでしょう。

風邪というのは、外からの影響を受けて、急性的に起こる疾患を指しますが、この流れがうまくなっていないため、例えば外気温が急速に変わったなど、体の表面で感じたことを、血の流れを変える事で調整しようとする時に、うまくいかないため、熱が出て、そこで、症状が出てくるのです。

逆に言えば、風邪をひいていないと言うのは、血の流れが滞りない状態であり、外からの影響を受けても、スムーズに体が対応して調整変化できる状態、ということなのです。

なので、風邪の症状といっても、人によって、どこがうっ血するのか、ということが違ったりもしますので、色々な症状があるのです。

葛根湯は、麻黄で水の流れを、桂枝湯で血の流れを調整していきます。
すなわち、このうっ血状態を解消するのに、うってつけの漢方薬なのです。

血がうまく流れないため、うっ血が起き、筋肉が固まり、コリにもなります。
葛根湯がせむしなどの症状にも良いとは、腹證奇覧にも書いてあります。
人間、筋が張り、痛いと、体が前かがみになります。その状態に良い、ということです。

漢方を考えるときは、何故、その漢方が作られたか・・・作った人の気持ちを考えることが、大きなヒントになります。

傷寒論のはじめに、太陽病についての記述があります。
「太陽之為脈浮頭項強痛而悪寒」
太陽病とは、いわゆる風邪のことですが、この、脈が浮いたり、頭が痛くなったり、首筋が張る、これが何故起こるのか、という原因を探らなければ、この傷寒論の先は全くわからないということになります。

「何故起こるのか」

この、本質を探るのが重要になってきます。

続きは、また次回に・・・

---------------
 

この記事は、以前使用していましたYahoo!ブログに掲載していたものの再掲載です。こちらのブログの方がカテゴリ分けなどもしやすく、見やすくなりましたので、今後はこちらのブログを新着・過去記事再掲載にて充実させていきたいと思います。

本ブログは、先生のお話を元に、元患者など、先生をお慕いし、お手伝いしている何人かの人間で更新されています。
たまに文体等が異なるのもそのためです。何卒ご了承くださいませ。

先生の深い話についていって、かつ、いかにわかりやすく書くか・・・
結構大変ですが、勉強になりますし、楽しいです。
今回は図入りで説明もしていただきましたが、果たして、私できちんと伝えきれるか・・・
私だけでは本当にもったいない話なので、みなさんとも共有できるよう、頑張ります。

今後ともよろしくお願いいたします。

肩こり 症状解説

◆肩こり

原因: 風邪のために血行不良となり、肋骨筋の硬直が起こり、肩こりとなる。これを剛痙という。

腰痛(ぎっくり腰) 症状解説

◆腰痛(ぎっくり腰)

原因:風邪をひいて一週間ぐらい経つと筋肉の栄養がなくなり、筋硬直状態となる。この筋硬直が、背筋に現れ、それに急激な刺激が与えられた時にギックリ腰が起こる。
治療法:筋緩和法(鍼の瀉法)をもって、行う。

四十肩、五十肩 症状解説

◆四十肩、五十肩

原因: 風邪をひいて一週間ぐらい経つと筋肉の栄養がなくなり、筋硬直状態となる。この筋硬直が、胸筋に現れた時に五十肩が起こる。
治療法:筋緩和法(鍼の瀉法)をもって、行う。

1  2

PAGE TOP